近年、日本では禁煙ブームが到来しております。
喫煙を続けている方は、だんだんと肩身が狭くなっているようのではないでしょうか。
実際、電子タバコの普及や紙タバコの値上げなどによって、タバコにおける環境の変化が起こっていることは事実です。
禁煙を達成させるためには、成功した事例から自身にとってベストなやり方を見つけることが重要かと思います。
今回は私が禁煙を達成させたときの取り組み方についてまとめます。
これから禁煙を始めようかと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
1.なぜ禁煙がブームになっているのか
現在の日本で禁煙がブームとなっているのはなぜなのかを考えたことはあるでしょうか。
私は「身体への有害性」であると考えます。
タバコが体に有害であるという情報が様々なメディアで取り上げられるようになりました。
自然とタバコに対して嫌なイメージを持たれる方が増えてきたのではないかと思います。
「非喫煙者」の方たちが今まで以上にタバコを煙たがるようになってきたのです。
喫煙者の方は、肩身が狭い思いをしているのではないでしょうか。
ですが、それは非喫煙者に対する配慮やタバコの有害性を意識している証拠でもあると思います。
今までは特になにも気にすることなくタバコを吸っていたのが、気になることが増えてきたことにより「このままタバコを吸い続けることは良いことなのか」という考え方ができるようになれているのだと思います。
こういった考え方を持てるようになった方が、禁煙ブームの先駆けとなった人たちなのではないでしょうか。
不思議と誰かが始めたことは「流行」となって他の人たちにも伝染していきます。
自分にもできるかもしれない、自分も挑戦してみよう、といった考え方が広まったことにより、禁煙のブームが巻き起こったと私は考えます。
禁煙しないと時代に乗り遅れるといった思想が広まっているのが、今の日本であると言えるでしょう。
2.禁煙する上で大切なことはなにか
禁煙は簡単に達成できるものではない。
そう思っている方も少なくないのではないでしょうか。
まず、その発想から覆すようにしましょう!
禁煙は誰もが達成することの出来る取り組みです。
自分で禁煙に対するハードルを上げてしまうような発想こそが、一番の天敵となってしまいます。
精神論となってしまうかもしれませんが、まずは考え方を見直してみてください。
主な例を以下に挙げます。
2-1.禁煙は誰もが達成できるものである
先ほども述べたように、自分には禁煙は出来ないと思い込んではいけません。
逆に、禁煙できないと思われる方は、その理由とはいったい何なのでしょうか。
継続させる自信がないから、周囲の方に勧められそうだから、仕事のストレスに耐えられそうにないから、など理由は挙げれば人それぞれにたくさん出てくるかと思います。
しかし、どれも禁煙ができない理由であるとは言えないのではないでしょうか。
ポジティブな考えを持つだけで、禁煙は達成できるものだと思えるようになってきます。
2-2.タバコを吸わないことで得られるものを考える
タバコを吸うことが習慣づいている方は、生活の一部となっていることから、タバコがない生活を想像することが難しいかもしれません。
ですが、タバコがなかったら自分はどのような生活をしているのかを考えてみるようにしましょう。
タバコを吸っていた時間、タバコに使っていたお金、体調面など、どのような変化が起こるのかを想像してみてください。
きっと、マイナスなイメージを持たれる方は少ないのではないでしょうか。
タバコを止めることで得られるものはたくさんあるということに実は気づいているのです。
メリットがあることを敬遠するのはなぜなのか、今一度自身に問い詰めてみてください。
3.実際の私の禁煙中の症状や変化について
禁煙初日を迎える前日深夜に外に出て最後のタバコを吸いました。
凄く寂しい気持ちになりましたが、「悪い癖を治す!」という強い気持ちと「自分の身体の変化」を楽しみにタバコと決別をしました。
翌日の朝からタバコを吸わない生活が始まったわけですが、仕事中は喫煙所に行かないとタバコを吸えないので比較的タバコのことを考えなくて良い生活ができました。
異変を感じ始めたのは朝起きてから、10時間後の17時くらいでした。
タバコを朝から吸わない日など15年ほどほぼ無かったため、身体が普段と違うということを察知したのか、呼吸がしづらいような感覚が出始めました。
この感覚が私の禁煙成功に結びついたと言っても過言ではありません。
胸が少しい苦しいような呼吸がしづらいような感覚に陥った私は、タバコを吸えば治るのかなという意識よりも、この状態でタバコを吸ったら死ぬかもしれないという恐怖が芽生えたのです。
3-1.禁煙2日目〜4日目
初日は自分の身体の変化が怖く、逆にタバコを吸うことに恐怖を感じたのですが、その感覚は2、3日続きました。
この間、口元が寂しいからか自然とガムやアメを一杯なめていましたがタバコを吸いたいという気持ちになくことはほとんどありませんでした。
やはりここは自分の意識として、タバコを吸わないといけないではなくて、タバコを吸うことは癖だと意識がしっかり身についていたからだと思います。
そして4日目あたりから胸の苦しさみたいなものはほとんどなくなり、呼吸が大きくできるようになった感覚がありました。
この辺からタバコを吸わないと健康になるんだなという感覚が生まれ、もっと長い期間禁煙したら自分の体がどう変化していくのかが楽しみになりはじめました。
3-2.禁煙5日目
禁煙5日目にこれまで会社の喫煙室には絶対入らないと決めていたのですが、飲み物を買うついでに入ってみました。
そこで「喫煙所の臭さ」にびっくりしました。
タバコをやめると嗅覚や味覚が正常に戻るということは噂で聞いていましたが、ここまで変化があることにびっくりしました。
確かにこれが正常な嗅覚なのであれば、タバコが嫌われる理由がよくわかりました。
喫煙所にいてもたってもいられなくなったのを覚えています。
味覚については、ご飯が少し甘い感じがするようになった気がします。
3-3.禁煙6日目〜7日目
禁煙6日目あたりから、もうほとんどタバコを過去に吸っていたのも忘れたかのように過ごせるようになっていました。
朝起きた時の気怠さみたいなものもだいぶ減ってきており、6日程度でここまで変化がでたことにかなりびっくりしました。
月曜日から禁煙をはじめて、金曜日まで5日間仕事でタバコを吸わず、土日パチンコ屋に行ったりしましたが、タバコを吸うよりタバコをやめた後の変化への興味が上回り吸うことはありませんでした。
月曜日を迎えた時に、すでに自分が禁煙中の人間だという意識もあまりなくなり、吸わないのが当たり前になっていたので禁煙は成功だと思いました。
そこから1年以上吸っていません。
4.まとめ
ここまで禁煙ついて私が思うことをまとめてきました。
一番大事なことは「禁煙することが難しいこと」という考え方を取り払うことです。
難しいことに挑戦するのは非常に大変なことです。
禁煙ブームに乗っかって禁煙できる人はかなりいるので、難しいことではないのです!
禁煙はそれぞれの強い思いを持って始めると思います。
折角禁煙するのであれば、辛いことばかりを想像せずに楽しいこと、嬉しいことを存分に感じながら進めていくとより良いと思います。
禁煙を目指している方の成功を祈っています。